春蘭(しゅんらん)
最近、暖かかったためか、春蘭(しゅんらん)のつぼみが急に地中から顔を伸ばし、その花が開きそうに膨らんで参りました。我が家で一番先に春の訪れを知らせる花です。
3月になり暖かい日が出てくると、葉をかき分けながら探してしまいます。色が緑色と地味なため、目立ちませんが、その素朴さが奥ゆかしくもあり、可愛くもあります。
別名を「じじばば」というそうです。花の中に、頬かぶりのおばあさんと、白い髭のおじいさんが見えるでしょうか。
花は山菜として食せるそうですが、私はまだ食したことはありません。食べてみましたらまたお知らせ致しますね。
ちなみに、春蘭は夏の終わり頃に下の写真のような実が成ります。花とは別に生えてくるのです。不思議な花です。熟するとまわりが裂け、中から白い粉のような種が散布されるようです。
春蘭の花(「じじばば」が見えますか?)
春蘭の実(8月末)
春蘭の実(翌年4月)
0コメント