花餅づくり
剪定した枝垂れ紅葉(しだれもみじ)がありましたので、紅白の餅を付けて、花餅を作ってみました。
ちなみに、生けてあります四角い小さな小ビンは、長野県のサンクゼールという会社から、一昨年発売された「いいづなアップルブランデー」のビンです。りんごの香り高いブランデーで、とても美味しくいただきました。
--------------------------
さて、花餅づくりですが、はじめに、材料を準備します。枝ものとしては、柳のような、細長くて、しなやかな緑色のものが、春を思わせ良いのではないでしょうか。餅は、切り餅を使いました。その他、片栗粉、赤い食紅、器などです。
まずは、切り餅を、包丁で細く切り、水を少し入れた耐熱容器に入れ、電子レンジで20秒程度温めます。時間は様子を見ながら調整します。
柔らかくなりましたら、餅が手につかないよう片栗粉をまぶしながら枝に付けていきます。
枝に付ける餅の大きさは、飾る場所に合わせるなど、お好みで。
形を丸くしたければ、枝に付けてからでも、手に片栗粉を付けて調整できます。完全に硬くなる前にどうぞ。
ピンクの餅は、食紅で赤くしておいた水に餅を入れ、電子レンジで温めるといいと思います。下の写真の食紅の量は、少々多めですが、薄い方が優しい色合いになりました。濃度も色々と試してみると楽しいと思います。
枝に、ピンクや白い餅を付けていると、梅や桜の咲く春を思わずにはいられません。梅の香りまで漂ってきそうで、気持ちが浮き立って参ります。寒さの厳しい1月に、この飾りを作って愛で、花の季節を待った昔の方々の気持ちがよく分かります。まさに、「花餅」ですね。
1月は、小寒、大寒と続き、これからが寒さの本番となりそうですが、花餅を眺めながら、なんとか冬を乗り越え、立春を待ちたいと思います。
0コメント