早稲田大学の学生さんがフィールドワークに見えました。

2019年12月26日(木)、早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科の学生さんが、フィールドワークのため、施術所見学とインタビューに見えました。

このフィールドワークは、「医療人類学」講座の授業の一貫として行われる実習だそうです。また、この講座は、この社会に存在する多様な病や健康をめぐる文化的営みを優劣なく理解し、多文化共生社会を目指した、開かれた“ものの見方”を養うことを目的とされているとのことです。

お役に立てるかどうか不安ではありましたが、今後を担われる、また、同じ所沢市に学ばれている方々と、同じような分野についてお話ができることは、私にとりましても大変有難い機会であると考え、お受けすることに致しました。

この度のフィールドワークの内容は、スライドにまとめ発表されたとのことで、昨日、班長の学生さんから、ご丁寧なご連絡をいただきました。有難い限りです。

インタビューのテーマについては、事前にお伺いしており、何をお伝えしようか、したいかと、準備はしておりましたが、学生さんたちにいざお会いして、実際にお話ししてみると、私の意外な点についての質問や関心事があったりと、新たな発見が多くありました。

鍼灸マッサージ師としては、施術以外にも、それについて「伝えて行く」「発信して行く」ことの必要性を実感した良い体験となりました。

鍼灸マッサージは、人の手と心を使いながら、病んでいるところに施術を施し、患者様により健康になっていただく、言わば、人類が長年の間に築いてきた財産、文化です。しかし、鍼を刺せば、お灸を据えれば、魔法のように病気がたちどころに治るというものではありません。施術する側の経験や心と、施術を受ける方の治ろうとする力や心が織りなす、生命の神秘のようなものだと思います。1+1は2ではなく、時に3にも4にもなることがあります。

私たち人間は、情報を整理分類し、頭で考えることに慣れてしまいました。しかし、動物や植物が美しいように、私たち人間にも、素晴らしい力を神さまが与えてくれていると思います。五感六感を信じ、時に心を開いて、自分の生命の素晴らしさに触れ、感謝して生きて行ける瞬間が増えることを願って止みません。


鍼灸・養生 草花堂

kusahanado 〜女性限定の鍼灸院〜 2018年7月に開院した所沢市北中の鍼灸院です。(最寄駅:西武池袋線 小手指駅) 女性の皆さまに、日々の生活を離れ、ゆっくりとくつろぎながら治療を受けていただきたいと考え、 女性施術師が、お灸の似合う昔ながらの懐かしい家屋で施術をしています。 お体の不調・不安などございましたら是非一度お気軽にご相談下さい。

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