柚子ピール
柚子をいただいたので、柚子の皮でピールを作りました。
冬になるとたいていどなたかから庭になったと言って柑橘類をいただくので、毎年作り、お茶のお供にしています。
夏みかんの皮が一般的だと思うのですが、柚子のほか、レモンや鬼柚子もピールに合います。無農薬の柑橘類であればだいたいピールにお勧めですが、みかんだけは不向きでした。
作り方は、昔OLをしていた時に会社の先輩から教えていただきました。先輩が夏みかんのピールを作ってきてくださり、その美味しさに魅せられ、作り方を伝授していただきました。
今では我が家の冬の恒例の一品となっております。ピールは不思議なことに、時間が経つと味わいが深く変化します。それも楽しみのひとつです。きらきらと輝いてティータイムが盛り上がるため、少しずつ大事にいただきながら、いつも春まで楽しんでいます。
柚子の皮は無農薬のものが手に入りやすいですし、何より口の中に広がる香りが素晴らしいのでお勧めです。
作り方は簡単なのですが、完成までに4日間がかかり、少し手間です。
1日目
まず、皮をよく洗い、細切りにし、たっぷりの水で5分位茹でます。湯を捨てもう一度水を入れ、5分位茹でます。
ざるにあげ、水を切り、同量の砂糖を絡め、一晩置きます。
2日目
翌日、火にかけ、5分位沸騰させたら、そのまま一晩置きます。
3日目
翌々日も繰り返します(5分位沸騰させ、一晩置く)。
4日目
4日目にさらに火にかけ、水分を飛ばし、小さな泡が出てきたら火を止め、網の上に並べて乾かします。乾かす時間は種類によって異なりますが、柚子は小さく水分が飛びやすいので、すぐに次の作業に入ることができます。
ある程度乾いたら、グラニュー糖をまぶし、さらに乾燥させれば完成です。
肉厚の柑橘類は水分が飛ぶまでに時間がかかるため、半日から1日置いて水分を飛ばしてからグラニュー糖をまぶした方がいいようです。そうでないとグラニューが付きすぎ、それがまた水分となり、べとべとして管理が難しくなってしまいます。
柚子の実は鍋料理にしぼったり、蜂蜜やりんごとジュースにしても美味しいですね。
ひき始めの風邪位なら、柚子ジュースで吹き飛ばすことができます。
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