バインディングリース

先週から、キリスト教では、アドベント(キリストの到来。イエス・キリストの降誕を待ち望む期間)、つまり待降節(たいこうせつ)に入りました。クリスマス前の4週間のことですね。アドベントリースというと、テーブルに置くようなリースの上に4本のキャンドルを立てて、1週ごとに1本ずつ点火して行くというものですね。

その待降節までに作り終えようと思っていましたが、本日になってしまいました。

今年リースに飾ることにしたのは、父の畑で採れた赤唐辛子と、公園で拾ってきた松ぼっくりです。昔はワイヤーを丸く型取り芯にして、そこにヒバやモミなどの常緑樹の葉をさらにワイヤーでバインドして行く作り方をしていましたが、今では環境に配慮し、蔓ものを芯にし、ラフィアでバインドしています。

今年の蔓はスイカズラです。黒いスイカズラの実が見えるでしょうか。スイカズラは漢方にも使われています。数年前に、患者様からスイカズラの花を見たいと言われ、採取してお持ちしたのを思い出します。枯れないように根付きでお持ちしましたら、鉢に植えてご夫婦で育てて下さいました。そのスイカズラは翌年に白い可愛い花を咲かせ、患者さまが私に嬉しそうに見せて下さいました。鉢の前で二人で喜んだことを懐かしく思い出します。


(後日談:2019年5月中旬に、患者様宅を久しぶりに訪れることができ、スイカズラの成長ぶりを拝見して参りました。下にその時の写真を載せさせていただきます。スイカズラは別名を金銀花(きんぎんか)といい、花は、咲いた時には白色をしていますが、少し経つと黄色へと変化します。変化している様子も撮影させていただきました。また、スイカズラは「吸い葛」と書きますが、花の根元を吸うと甘い味がします。患者様とふたり、花を吸って甘さを確認しました。)


生の赤唐辛子は香り高く、とても良いスパイスとなります。私はきんぴらに入れたり、パスタに入れたりしていますが、父は七味唐辛子の材料にしているようです。


皆様、どうぞ良いクリスマスをお迎え下さい。


↓ 患者様宅のスイカズラ(金銀花といわれるように、白から黄色へと変化している様子がうかがえます。)

鍼灸・養生 草花堂

kusahanado 〜女性限定の鍼灸院〜 2018年7月に開院した所沢市北中の鍼灸院です。(最寄駅:西武池袋線 小手指駅) 女性の皆さまに、日々の生活を離れ、ゆっくりとくつろぎながら治療を受けていただきたいと考え、 女性施術師が、お灸の似合う昔ながらの懐かしい家屋で施術をしています。 お体の不調・不安などございましたら是非一度お気軽にご相談下さい。

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